JR水戸支社 水郡線常陸大宮駅の新駅舎、東西自由通路の整備工事に着手
JR東日本水戸支社は22日、水郡線常陸大宮駅の新駅舎と東西自由通路の新設工事に着手した。新駅舎は2025年1月ごろ、自由通路は26年春ごろの使用開始を目指す。
同支社と茨城県常陸大宮市は、「常陸大宮駅周辺整備計画」に基づいた駅周辺地域の「魅力と活気あふれる快適なまちづくり」を目指し、新駅舎と東西自由通路の新設について20年10月に基本協定・基本設計協定を締結。昨年7月に施行協定を結んでいた。
新駅舎と自由通路は、同市西塩子地区の「西塩子の回り舞台」をモチーフとした大屋根が自由通路と駅舎を一体的な場として共存させ、地域発展のシンボルとする構造。同市産の木材を活用し、地域の魅力や木材の良さを発信する。
鉄道施設は約520平方㍍で、駅事務室、駅東口側の1番線ホーム改札口、西口側の2番線ホーム改札口で構成。都市施設は約1200平方㍍で、東西自由通路(幅員約4・5㍍×延長約22㍍)のほか、東口駅前広場にエレベーター(15人乗り)1基、公衆トイレ、バリアフリートイレ、西口駅前広場にエレベーター(同)1基を整備する。総事業費は約19億円。
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