JR東日本 新幹線統括本部内に「新幹線大規模改修プロジェクト」発足
JR東日本は1日付で、新幹線統括本部内に「新幹線大規模改修プロジェクト」を発足した。2031年度からの新幹線構造物の大規模改修を控え、同本部内で一元的に推進する体制を構築するため、保線・土木の融合チームを結成した。
同社では、1982年開業の東北新幹線東京(当初は大宮)―盛岡間と上越新幹線大宮―新潟間の計約780㌔区間が、開業から50年を迎えたことから、2031年度から10年間で1兆406億円をかけ、橋りょうやトンネル、土工などの土木構造物を対象にした大規模改修を計画している。14年7月に鉄道事業本部設備部門内に大規模改修グループが設置され、改修方針の策定、各種調整を実施してきた。
同プロジェクトは、プロジェクトリーダーの塚田堅士新幹線統括本部新幹線設備部マネージャー以下、計9人体制。保線・土木の精鋭が結集した。31年度からの着手に向け、▽大規模改修工事の際に必要な保守用車編成の構成、横取基地などの整備推進▽トンネル、土工設備、橋りょうなど各種構造物の課題解決▽施工体制、機械化、コストダウンの検討▽DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したシステムの構築や技術開発▽設備部門、研究開発センターなど関係者との調整――などに当たる。
塚田マネージャーは「プロジェクトの発足により、31年度から始まる大規模改修工事を遂行できるよう、さまざまな視点から詳細な検討を行い、少しでも早く綿密な工事計画を構築していきたい」と意気込みを語っている。
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