GALA湯沢スキー場 初の「紅葉営業」 湯沢高原と連携、19日から
「ランドー」運行 周遊観光の一助に
JR東日本グループのガーラ湯沢は、同社が運営管理する新潟県湯沢町のGALA湯沢スキー場で「GALA紅葉営業」を行う。冬シーズンに限定しない通年型営業の具体策で、19日から11月4日までの土曜日・休日を中心とした12日間を予定している。
GALA湯沢スキー場南エリアに隣接する湯沢高原スキー場と連絡するロープウェイ「ランドー」を運行して、山肌に色づく紅葉を〝空中〟から観賞してもらう。湯沢高原スキー場内で通年運行する湯沢高原ロープウェイ(166人乗り)とともに両スキー場を舞台とした周遊観光活性化への一助とする。
紅葉営業は、湯沢高原スキー場からの入り込み限定とした。湯沢高原ロープウェイ山頂駅舎(パノラマステーション)からGALA湯沢スキー場・ランドー下車地点までの距離は941㍍。最大高低差は約70㍍、最高所は180㍍で、所要時間は片道約7分。ランドーの乗車定員は51人。
ガーラ湯沢では、GALAスキー場側ランドー下車地点から同スキー場内の紅葉を楽しめるアクティブバギー(6人乗り)を運行(6歳・小学生以上2000円、未就学児以下無料)して、同社社員の案内で南―中央―北エリアのおススメ紅葉スポットを紹介する。所要時間は約20分(予定)。アクティブバギーは、夏営業の〝遊びのメニュー〟として今年から導入されたジープタイプ、北米仕様のバギーカー。ゲレンデ内の〝道なき道を行く〟アドベンチャーツアーを設定したところ、家族連れなどの人気を博した。
紅葉営業にあたって、同社では「湯沢高原ロープウェイ×GALA湯沢『ランドー』セット券」(大人3300円、子ども1900円)を設定して、湯沢高原ロープウェイ窓口で販売。また、上越新幹線乗車と湯沢三山(湯沢高原、GALA湯沢、ザ・ヴェランダ石打丸山=石打丸山スキー場)のゴンドラ・ロープウェイに乗車できる周遊型の旅行商品をJR東日本びゅうツーリズム&セールスを通じて設定する。
期間中はJR越後湯沢駅(東口)―湯沢高原スキー場―ザ・ヴェランダ石打丸山間で無料シャトルバスも運行され、GALA湯沢スキー場を軸とした三山周遊観光を提案する。
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紅葉シーズンにおける湯沢エリアのスキー場営業では、苗場高原と田代高原を結ぶ「苗場ドラゴンドラ」、田代高原内の「田代ロープウェー」の運行があるが、越後湯沢駅から路線バス乗車で30~40分程度を要する。その点、湯沢高原ロープウェイは越後湯沢駅から徒歩8分と利便性は高く、営業エリアにGALA湯沢を加えることによる集客力は高まる。
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