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JR東日本スマートロジスティクスなど 冷蔵受け取りロッカーで食物アレルギー対応食「matoil」の弁当受け取りサービスを開始

2024.10.17
JR東京駅構内の冷蔵受け取りロッカー(JR東日本スマートロジスティクス提供)

 JR東日本スマートロジスティクス(JRESL)は、京セラの新規事業アイデアスタートアッププログラム「食物アレルギー対応サービス『matoil(マトイル)』」の食物アレルギー対応の弁当を、JR東京駅構内の冷蔵受け取りロッカーで受け取るサービスの実証実験を実施している。来年3月31日まで。

 丸の内エリアの300を超える大手企業やスタートアップなどで構成するオープンイノベーションプラットフォーム「Tokyo Marunouchi Innovation Platform」(TMIP)との連携事業。マトイルは、第1回「TMIP Innovation Award」で最優秀賞を受賞している。

 マトイルで弁当を注文すると、「マトイル・レストラン」(東京都世田谷区)で調理・加工し、同駅改札内のエキナカ商業施設「グランスタ東京」京葉ストリートエリアの冷蔵受け取りロッカーへ配送。4口を割り当てており、予約番号を入力すると受け取ることができる。

 旅行などの発着点となる同駅で、アレルギー対応の弁当を受け取れるようにすることで、家族旅行や子どもの修学旅行・校外活動、訪日客らの行動範囲の制限を削減し、食物アレルギーのある利用者の課題解決につなげる。

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