交通新聞社 電子版

JR盛岡支社など 秋の岩手キャンペーン概要発表

2024.08.02
㊤共同発表でキャンペーンの盛り上げを誓う達増知事(前列左から3人目)、大森支社長(同2人目)ら㊦キャンペーンのリーフレット(イメージ)=JR盛岡支社提供=

 いわて観光キャンペーン推進協議会とJR東日本盛岡支社は7月29日、10月1日~12月31日に岩手県全域を対象エリアとして展開する「岩手県秋季観光キャンペーン」の概要について発表した。豊かな自然を感じることができる体験や絶景・秘境カフェなど、県内各エリアの特色ある観光素材を紹介するとともに、旅行商品の設定、各種イベントなどに取り組み、岩手の秋を満喫する旅にいざなう。

 キャンペーンは、「秋は短し旅せよ岩手」をキャッチコピーに展開。岩手への旅行需要の喚起を目的に、ポスター、特設ウェブサイト、リーフレット、SNSなどを通じて、「カフェ特集」「アクティビティ特集」「自然・絶景」「グルメ・お酒」「歴史・文化」「イベント・列車情報」の6テーマで各情報を発信していく。 

 ポスターについては、今月はJR東日本の主要駅、岩手県内の観光施設などに加えて、全国の主要駅にも掲出する。

 列車関係では、オープニング団体専用臨時列車(9月28日)をはじめ、三陸鉄道リアス線、釜石線、山田線、東北線を直通する臨時快速「五葉」(9月28日、盛岡―釜石間)、同「そとやま」(9月29日、同)などを運転する。

 旅行商品は、平庭闘牛大会(久慈市)を楽しめるプランや、東日本大震災の記憶と教訓を共有し、未来への備えを考える「ひなび(陽旅)×三陸鉄道震災学習列車ツアー」を設定した。

 また、ウェブ限定の旅行商品「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」では、県内の各宿泊施設がお薦めするプランを特集ページで紹介するとともに、宿泊で使える4000円割引クーポンを9月20日以降に配布する。

 このほか、三陸沿岸の「みちのく潮風トレイル」を歩く「駅からハイキング」コースの設定、盛岡、一ノ関駅での中尊寺金色堂8KCG映像の特別放映、県内でSuica電子マネーを利用した人を対象としたJRE POINTプレゼントキャンペーン、同支社、IGRいわて銀河鉄道、三陸鉄道が連携したプレゼント企画などを実施する。

 同日は、キャンペーン概要の共同発表が盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡で行われ、同協議会、同支社、いわておかみ会の代表者が参加。達増拓也同協議会会長(同県知事)、大森健史JR東日本執行役員・盛岡支社長・同支社鉄道事業部長がキャンペーンの取り組みについて説明した後、谷村邦久同協議会副会長(岩手県観光協会理事長)がキックオフ宣言を行った。

検索キーワード:JR東日本

3,626件見つかりました。

3621〜3626件を表示

<