鉄道博物館 企画展「驚・収蔵展」9日から
さいたま市の鉄道博物館は9日から、本館2階のスペシャルギャラリー1で、企画展「驚(おどろき)・収蔵展」を開催する。同館の収蔵資料約67万点の中から、2007年の開館以来展示される機会のなかった資料や、近年収蔵したコレクション資料を中心に写真3点、資料350点を展示。未知なる「驚き」を感じてもらう。JR東日本、さいたま市の後援。JR東日本クロスステーション、JR四国、シンカリオン製作委員会の協力。入館料のみで鑑賞可能。6月17日まで。
会場は六つのコーナーに分かれ、同館の前身である交通博物館時代に展示していた乗用車やバス、航空機などの模型コレクション、「鯵の押寿し」で知られる大船軒の掛け紙などの貴重な資料、本年度寄贈されたコレクションを中心にした車両銘板、四国にフォーカスを当てた「青春18きっぷ」や観光列車「伊予灘ものがたり」などのポスター、交通博物館が収蔵していた船舶、自転車、バイクなどの実物資料などを展示。寄贈された古い16㍉フィルムをデジタル化した映像も公開する。
企画展に合わせた特別イベントは▽「鯵の押寿し」を昔ながらの掛け紙、紙折で販売▽4月から放送開始する「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」に登場する「シンカリオン E5はやぶさトレーラーフォーム」の撮影会(10日)▽企画展示室からコレクションギャラリー、普段は公開していない収蔵庫までを学芸員による解説付きで巡るツアー(31日、4月21日、5月19日、6月16日、各日5組〈1組4人まで〉、てっぱく抽選アプリによる抽選)を開催する。
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