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JR東北本部・新潟支社など 「山形県春の観光キャンペーン」始まる

2024.04.04
キャンペーンの開幕を宣言する吉村知事(中央)=山形県提供=

 〝心ほどける〟山形へ 6年ぶりの単独開催

 JR東日本東北本部と新潟支社、やまがた観光キャンペーン推進協議会が主催する「山形県春の観光キャンペーン」が1日にスタートした。同社は4~6月の3カ月間、山形県を重点販売地域に指定。6月30日までの期間中、「心ほどけるやまがた」をキャッチコピーに、春の山形で地元の人のつながりや地域の本物に触れ、本当の自分を見つけられる旅を提案。同県への観光誘客を図る。同県エリア単独での春の観光キャンペーン開催は6年ぶり。

 同キャンペーンでは、「美食・美酒」「温泉」「自然」「歴史・文化」「祭り」「田舎暮らし」の六つのテーマで〝心ほどける〟企画を展開。美食・美酒を例にすると、午前中にサクランボなど県産フルーツを使ったさまざまなパフェを楽しむ「朝パフェやまがた」や、多くの賞を受賞している県内の21のワイナリーなど、県内外から200種類以上のワインをそろえる「山形ワインバル2024」(5月11、12日、上山市)などを展開していく。

 主要駅などではポスターを掲出するほか、今月12~18日にはJR東日本のシニア会員組織「大人の休日倶楽部」のテレビCM「やまがた出羽百観音篇」を東日本・北海道エリアで放映予定。

 キャンペーン開始に先立ち、3月31日には山形駅2階改札前の東西自由通路でオープニングセレモニーが行われ、吉村美栄子同県知事、國井英夫同協議会会長、JR東日本の三林宏幸執行役員・東北本部長・同本部鉄道事業部長、佐々木高敏同本部山形統括センター所長・山形駅長ら関係者が出席。

 やまがた舞子の演舞披露、吉村知事、三林本部長のあいさつに続き、吉村知事がオープニングを宣言。その後、出席者は同駅1階新幹線改札口付近に移動して、山形新幹線「つばさ129号」「同131号」から降り立った観光客らを出迎えた。

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