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東日本鉄道文学会 令和5年度(2023年度)総会

2024.03.27
あいさつする喜㔟会長

 東日本鉄道文学会の令和5年度(2023年度)総会が22日、東京・代々木のJR東日本本社ビルで開かれ、「第26回東日本鉄道文芸年度賞」の表彰式が行われた。

 冒頭、喜㔟陽一会長(JR東日本副社長・マーケティング本部長)は、コロナ禍の約3年半を振り返るとともに、今月末をもって国鉄からJRに移行した社員の大半が60歳の定年を迎えるタイミングであることに言及した上で、「作品集もさらに水準の高いものをつくっていきたい。引き続き皆さまのご支援をお願い申し上げる」とあいさつした。

 第26回東日本鉄道文芸年度賞には、小説、随筆、詩、短歌、俳句の各部門に計37作品が寄せられた。

 最優秀賞と優秀賞は次の通り(敬称略)。

 【小説部門】

 最優秀賞=「永吉伯父」(OB・山本千代久)、「懐中時計」(同)、「天園寺小児科医院」(元JR東京総合病院副院長・奥山伸彦)▽優秀賞=「縄文のビーナス」(OB・山本千代久)

 【随筆部門】

 最優秀賞=「蔓草日記」(OB・山本千代久)▽優秀賞=「猿羽根山地蔵と山形新幹線」(OB・蒲澤忠満)、「中学の修学旅行で初めて乗った寝台特急と、その作文」(JR東日本ステーションサービス・根岸浩一)

 【詩部門】

 最優秀賞=「故郷■歌」(OB・加藤隆二)▽優秀賞=「トロイメライ」(OB・松本三喜男)、「マンションにて」(OB・朝熊弘道)、「水辺の微笑み」(OB・藤井利次)

 【短歌部門】

 最優秀賞=「インド門」(国際事業本部・美谷邦章)、「二十歳の姿」(OB・上部忠)▽優秀賞=「故郷賛歌」(OB・加藤隆二)、「羽越本線」(OB・畠山豪)

 【俳句部門】

 最優秀賞=「鉄道の風景」(国際事業本部・美谷邦章)、「文学散歩」(同)▽優秀賞=「白い杖」(OB・藤井利次)、「秋深む」(OB・加藤隆二)

 

 ■(部首の「クチヘン」) に賛)

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