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鉄道弘済会 第61回「弘済学園 わたしたちが創る展」始まる

2023.12.05
テープカットする森本会長(右から2人目)、百瀬駅長(右端)ら

 鉄道弘済会と東京都社会福祉協議会が主催する第61回「弘済学園 わたしたちが創る展」が4日、JR東京駅丸の内地下南「動輪の広場」特設会場で始まった。JR東日本の協賛、あす6日まで。

 創る展は、総合福祉センター・弘済学園(神奈川県秦野市)を利用する知的障がい者や自閉症児者が、日々の作業学習などを通じて制作した木彫り、織物などの作品を展示・販売することで、駅利用者をはじめとする多くの人々に社会福祉への関心と理解を深めてもらうことを目的に開催されている。開催時間は11時~19時30分。会場では療育相談会も開かれている。

 初日は10時45分から、コロナ禍のため中止されていたオープニングセレモニーが4年ぶりに行われ、森本雄司鉄道弘済会会長、大永篤弘済学園園長、来賓の百瀬孝JR東日本常務執行役員・首都圏本部東京営業統括センター所長・東京駅長ら関係者が出席した。

 森本会長は「東京駅は日本の玄関であり、人通りの大変多い所だ。このような晴れがましい場所で弘済学園のご利用者の作品を展示し、皆さまに見ていただいて理解していただくことは、ご利用者にとっても大変励みになる」とあいさつ。参列者、園生らがテープカットを行い、開幕を祝った。

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