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JR千葉支社・いすみ鉄道・勝浦市など 千葉・外房エリアで地域・観光型MaaS「まるごとわかしおMaaS」スタート

2024.06.26
「まるごとわかしおMaaS」のロゴマーク(JR千葉支社提供)

 7月13日から 魅力味わえる電子チケット

 JR東日本千葉支社といすみ鉄道、千葉県外房エリアの2市2町(勝浦市、いすみ市、大多喜町、御宿町)は24日、7月13日から地域・観光型MaaS(マース)「まるごとわかしおMaaS」をスタートすると発表した。外房エリア観光周遊の利便性向上を目的に、沿線企業や自治体、地域関係者と連携。豊かに自然が広がる里山、開放的な海、ご当地グルメなど、外房の魅力を存分に味わえる交通電子チケットや観光電子チケットの購入・利用のほか、観光周遊に役立つ情報やモデルコースなども紹介する。

 まるごとわかしおMaaSは、スマートフォンなどからウェブサイトにアクセスして会員登録することで利用可能。交通電子チケットは、いすみ鉄道大原―大多喜間の1日乗車券「ないすみーとゅーiSumica(いすみか)」(大人1100円、小学生560円)を提供する。

 観光電子チケットは、「かつうら海中公園海中展望塔 入場券」(高校生以上980円など)、「月の沙漠記念館 入館券」(大人400円など)、グルメチケット(各1000円)などを用意。4種類の観光モデルコースや宿泊施設の紹介、JR線・いすみ鉄道線の経路検索なども用意する。経路検索結果のリンクから、「えきねっと」で「わかしお」の特急券なども購入可能。

 電子チケット「エキトマチケット」は、7月1日から外房エリアの20を超える施設で利用可能に。同MaaSの開始を記念した「まるわかスタンプラリー」では、同エリアの駅や観光施設4カ所のスタンプを全て集めて、勝浦駅の改札窓口に提示するとオリジナルトートバッグがもらえる。

 8月1日からは、アニメ「アイドルマスター シャイニーカラーズ」とのコラボレーション企画も予定している。

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