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JR東日本 南武線稲城長沼駅で水素学習イベント 「HYBARI」を一般公開

2024.06.04

 JR東日本は9日、南武線稲城長沼駅と周辺広場で水素学習イベント「水素でGO!未来のエネルギー『水素』を楽しく学ぼう!in稲城長沼駅」を開催する。

 2022年3月から同線 川崎―登戸間と尻手支線、鶴 見線で実証試験を実施している水素ハイブリッド電車の試験車両FV―E991系「HYBARI(ひばり)」を、運行している状態で初めて一般公開するほか、サイエンスショーやワークショップなどを通じて水素について楽 しく学んでもらう。11~16時。

 HYBARIは、水素と酸素から電気を作る燃料電池と、電気を蓄える蓄電池を搭載し、地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素を排出せずに走行可能。24年度末をめどに実証試験を終了し、30年度の導入を目指している。一般公開は11~12時に2番線ホームで実施(車内見学は沿線在住の招待者のみ)。

 ステージイベントは、南口に隣接する広場「いなぎペアパーク」で、地球温暖化や燃料電池をテーマにしたサイエンスショーや、環境問題や水素の性質などについての授業を開催する。12時30分~16時。

 ワークショップは、同駅徒歩1分の高架下にある多世代交流施設「くらすクラス」(JR中央線コミュニティデザイン運営)で、燃料電池で発電して動くバギーを工作する。13時30分~15時30分の3部制(所要時間30分)、小学6年生以下が対象。12時からくらすクラスで整理券を配布する。

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