東鉄工業、交通建設など6社 「2023年度機械作業技術交流会」開催
JR東日本の保線作業を担当している東鉄工業、交通建設、ユニオン建設、第一建設工業、仙建工業と、JR西日本の保線作業を行っている大鉄工業の6社は11月24日、茨城県つくばみらい市の東鉄総合研修センターで「2023年度機械作業技術交流会」を開催した。
交流会は、各社の重機技能・技術の情報共有、特に保線作業の情報交換、重機使用時の異常時対応力の向上が目的。昨年初めて東鉄工業、ユニオン建設、交通建設の3社で実施したが、今回は6社に拡大した。
この日は、東鉄工業の前川忠生社長、交通建設の菊地正社長をはじめ、各社社員と協力会社、来賓の玉川岳洋JR東日本常務執行役員・鉄道事業本部副本部長・設備兼設備部門長ら関係者約110人が参加。
冒頭、前川社長は「昨年開催した『機械作業技術交流会』では、重機械の異常時脱出とマクラギ交換の2部門を在京3社で披露し合った。3社の社長は定期的に集まり、共通の問題を議論してきた。JR東日本の保線作業を行う5社で交流会を行うことに意義がある。機械化は待ったなしの状態であり、ぜひこの交流会を通して保線業界の活性化につなげたい」とあいさつ。
各社は持ち時間30分の中で、それぞれ取り組んでいる機械化作業を披露した。各社は軌陸バックホウを持ち込み、専用アタッチメントによるマクラギ交換や通り整正、道床突き固めを実演したほか、電動化した遊間整正器や道床整理器の実演などを実施。11月に幕張メッセで行われた「鉄道技術展」で紹介できなかった取り組み内容も、分かるように行った。
閉会式で菊地社長は「機械化作業は人力作業とは違った新たなリスクを伴い、機械トラブルが発生すれば大きな輸送障害につながり、労災の発生も懸念される。リスクを共有して機械化を推進することで、保線業界の発展に寄与したい。次年度はさらに拡大して業界全体を盛り上げていきたい」と述べた。
検索キーワード:JR東日本
3,626件見つかりました。
3561〜3580件を表示
-
2023.10.23 JR東日本 営業・事業・車両
JR盛岡支社 「ひなび(陽旅)」12~2月の運行計画
JR東日本盛岡支社は20日、12月23日から運転開始する新観光列車「ひなび(陽旅)」の12月30日から2024年2月25日までの運転計画を発表した。
-
-
2023.10.23 JR共通(グループ) 予定・計画・施策
JRグループ旅客6社 冬の臨時列車運転計画を発表
JRグループ旅客6社は20日、12月1日~2024年2月29日の臨時列車運転計画を発表した。年末年始の帰省や冬のレジャー・イベントに便利な列車を設定した。
-
2023.10.20 JR東日本 営業・事業・車両
JR八王子支社 中央快速線用グリーン車を報道公開
両開きドアや自動回転座席 JR東日本八王子支社は18日、豊田車両センターで、2024年度末以降の営業運転開始を予定しているE233系中央快速線用のグリーン車(
-
-
-
2023.10.20 JR東日本 予定・計画・施策
新潟県粟島浦村 「JRE MALLふるさと納税」に出店
JR東日本の通販ウェブサイト「JRE MALL」内のJRE MALLふるさと納税に、新潟県粟島浦村が新たに出店した。
-
-
2023.10.20 JR東日本グループ 会合・催事
JR東日本グループ車両清掃競技会
2023年度の「JR東日本グループ車両清掃競技会」が11日、JR東日本の車両清掃業務を担うグループ10社が参加して長野総合車両センターで開催された。
-
2023.10.20 JR東日本 営業・事業・車両
JR横浜支社 「いそごでんしゃフェスティバル」を開催
JR東日本横浜支社は11月4日、根岸線全線開通50周年記念企画第4弾として、横浜運輸区で「いそごでんしゃフェスティバル」を開催する。
-
2023.10.20 JR東日本 予定・計画・施策
JR大宮支社 「小山駅フェスティバル2023」を開催へ
JR東日本大宮支社、宇都宮ステーションビルは29日、小山駅、VAL小山などで「小山駅フェス ティバル2023」を開催する。
-
2023.10.20 JR東日本 予定・計画・施策
JR大宮支社 対象神社を拡大「川越線御朱印めぐり」
JR東日本大宮支社は、大宮と川越を舞台にした「川越線御朱印めぐり」について11月1日から対象神社を拡大して開催する。
-
2023.10.20 JR東日本 営業・事業・車両
JR大宮支社 「東大宮操車場わくわく体験ツアー2023」を開催
JR東日本大宮支社は11月12日、東大宮操車場駅構内で「東大宮操車場わくわく体験ツアー2023」を開催する。