交通新聞社 電子版

JR東日本 第21回JES―Net社長会 安全への思いを職場に浸透

2024.08.06
あいさつする喜㔟社長

 JR東日本は1日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで、JR東日本安全ネットワーク(JES―Net)加盟社が参加する「第21回JES―Net社長会」を開催した。

 安全に関する情報共有を目的に毎年開催。JR東日本から喜㔟陽一社長、渡利千春副社長・鉄道事業本部長ら関係役員、JES―Net加盟40社の社長らが出席した。

 冒頭、あいさつした喜㔟社長は「新しい時代に向けて経営を進めていくに当たり、構造改革を進めていかなければならないが、安全がトッププライオリティーであることはいささかも変わらない。安全に対する思いを職場の中に浸透させていくことや、そのための実践の必要性について共有したい」と述べた。

 渡利本部長は、現場で安全のためのルールが守られなかった場合、背景に何らかの事情がある可能性に言及し、「現場の本音の部分、現場で何が起きているのかを把握し、どう解決するのかを考えることも大事になる」などと指摘した。

 続いて、丸山正樹執行役員・安全企画部長が昨年度の鉄道運転事故などの発生状況、JES―Netの活動などを紹介。さらに、椎名成美JR秋田鉄道サービス社長、弭間俊則千葉ステーションビル社長が安全に関する取り組みについて説明した。

検索キーワード:JR東日本

3,626件見つかりました。

721〜740件を表示

<

>