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24年度入社式 JR東日本

2024.04.03
決意表明を受ける喜㔟社長(左)

 【JR東日本】

 1日13時25分から、福島県白河市のJR東日本総合研修センターで、深澤祐二会長、喜㔟陽一社長をはじめ各役員らが出席して行われた。感染症拡大防止の観点から、2020年度はオンライン開催、21~23年度は参加者を分けて2部制で実施していたため、1部制の集合形式での開催は5年ぶりとなった。

 本年度の新入社員は、昨年度より87人多い681人。内訳は、総合職72人 (うち『ジョブ型』9人)、エリア職409人、経験者採用(総合職、エリア職)122人。医療54人、スポーツ19人、ウェルカムバック採用5人。

 入社式では、喜㔟社長が代表の天谷太一さんに辞令を授与した。喜㔟社長はあいさつで、「皆さん一人一人が個として輝く存在になってほしい。そして、当社グループの新しい時代を切り開く『時代の変革者』になってほしい」と呼び掛けた。

 さらに、先月末をもって国鉄からJRに移行した社員の大半が60歳の定年を迎え、名実ともにJR採用世代が同社の組織と業務を担う時代になったことに触れた上で、同社グループの存在意義について言及。「私たちの仕事を通じて、より良い世の中を創っていくということに他ならない。お客さまや地域の皆さまの役立つものになっているか、ご満足をいただけるレベルにあるか、お困りごとなどを解決しているかを常に自らに問い続け、お客さまや地域の皆さまの笑顔があふれる心豊かな生活空間を創っていく。私たちの仕事を通じて、世の中のさまざまな課題の解決に貢献していこう。冒頭申し上げた『時代の変革者たれ』という言葉は、このような意味で理解してほしい」と強調した。

 最後に「皆さんの新しいスタートへの号砲が、高らかに、そして華々しく鳴り響いている。いかに前途に大きな困難や課題があろうとも、雲の向こうには必ず光り輝く青空が広がっている。それを信じて、共に力を結集し、当社グループの新しい時代を切り開いていこう」と述べた。

 これに対し、新入社員を代表して菊田一葉さんが「明るく新しい未来に向けて、この場に集った同期一人一人がさまざまなことに全力で挑戦していきます。高い志を持って社会に貢献する一員となれるよう、どうか厳しくも温かくご指導ください」と決意表明した。

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