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JR東日本 タイ国鉄にキハ40形とキハ48形計20両を譲渡

2024.04.05
新潟港での車両譲渡の様子(JR東日本提供)

 JR東日本は3日、秋田総合車両センターに所属していたキハ40形とキハ48形気動車計20両をタイ国鉄(SRT)へ3月27日に譲渡したと発表した。SRTへの車両譲渡は初めて。同車両は新潟市の新潟港から船便で輸送され、タイ国内の輸送力強化に貢献する。

 同社は、アジアを中心とした国際的な鉄道に関わる人材を育成するプログラム「JR東日本 Technical Intern Training」の対象領域を拡大し、今月1日から鉄道車両整備職種(走行装置検修・解ぎ装作業)でタイからの技能実習生6人を受け入れている(SRT子会社の社員を含む)。

 同社では「今後もタイ国鉄との関係強化を図り、タイにおける社会課題を解決しながら事業機会の拡大を目指す」としている。タイ国鉄の営業キロは4044㌔、2020年の旅客輸送人員は2620万人。空港連絡線を除き全線非電化。

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