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JR東日本スマートロジスティクスなど 多機能ロッカー「マルチエキューブ」で処方薬の受け取りサービス 上野駅で実証実験

2024.01.11

 JR東日本スマートロジスティクス(JRESL)とアインファーマシーズ(札幌市)は6日から、上野駅中央改札内の多機能ロッカー「マルチエキューブ」で、処方薬の受け取りサービスの実証実験を行っている。調剤薬局での待ち時間短縮や営業時間外の受け取りが可能になる。3月31日まで。

 JR東日本グループが推進する「スマート健康ステーション」の一環で、エキナカ商業施設「エキュート上野」に同日開業した「東京ビジネスクリニック」と調剤薬局「アイン薬局」を活用。受診後、同薬局やオンラインでの服薬指導時にマルチエキューブでの受け取り希望を伝えると、薬局スタッフが処方薬をロッカーに格納し、指定した時間帯に受け取ることができる。

 受け取り可能時間は始発から終電まで。実証実験での利用状況を踏まえ、さらなる拡大を検討していく。マルチエキューブは今月5日現在、東京や新宿など9駅構内で12台が稼働中で、本年度中に首都圏駅構内を中心に約100台を展開する予定。

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