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日本鉄道電気技術協会 「第37回鉄道電気テクニカルフォーラム発表会」

2024.02.20
「第37回鉄道電気テクニカルフォーラム発表会」

 日本鉄道電気技術協会は8日、JR東京駅日本橋口のサピアタワー・ステーションコンファレンス東京で「第37回鉄道電気テクニカルフォーラム発表会」を開催した。現場の業務改善や創意工夫などの成果を、鉄道電気技術全体の発展につなげる目的で毎年開催している。国土交通省の後援。

 今回は、電力部門24件、信号通信部門29件、計53件の応募論文の中から、28件(電力、信号通信各14件)の発表が行われ、JR各社や私鉄、鉄道電気関係会社の社員らが聴講した。

 審査の結果、電力部門の最優秀賞はJR東海建設工事部電気工事課(電源)の大西晴菜さんらの「電力ろ波器の使用廃止に関する検討」、信号通信部門はJR東日本大宮支社大宮信号通信設備技術センターの橋本大助さんらの「ATACS設備の故障解析手法確立と弱電界箇所の解消」が選ばれた。

 優秀賞は次の通り(敬称略、所属は応募時)。

 【電力部門】

 「配電盤トリップルート断線異常発生事象の原因究明」=小松悠ほか4人(JR東海新幹線鉄道事業本部東京統括電気所新横浜電気技術センター)▽「新上越変電所デマンドオーバー防止に向けた取り組み」=杉本涼輔ほか3人(JR西日本金沢新幹線総合指令所)

 【信号通信部門】

 「ATC更新における中央設備の効率的な切換手法の確立」=横山祐人ほか4人(JR東海建設工事部電気工事課〈東京信号〉)▽「要注意ノーズ分岐器におけるロック変動の解消」=川島一晃ほか4人(JR東海関西支社大阪統括電気所大阪電気技術センター)

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