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日本ショッピングセンター協会 夏季記者懇談会 SC業界の動向など報告

2024.08.14
あいさつする清野会長

 日本ショッピングセンター協会(SC協)の夏季定例記者懇談会が7日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで開かれ、今年のSC業界の動向や協会の取り組みなどが報告された。

 冒頭、清野智会長(JR東日本顧問)は「今年に入り、インバウンドの増加や春以降の高温による夏物の好調などで、今までのところ前年同月を大きく上回って推移している。振り返って、触れなければならないのは1月の能登半島地震だ。対応されたSCや店舗の方にも来ていただいたので、話を聞いて参考にしてほしい。協会では中期運営計画で『SCの人手不足改善』『変化の激しい時代のSCの運営』『社会・地域貢献の在り方』の三つを主な課題として取り組んでいる。これからもさらに具体的な対策を講じていきたい」とあいさつした。

 この後、椿浩専務理事が、今年上期(1~6月)の販売状況が全て前年同月を上回り、特に6月は休日日数や気温上昇で2桁の伸びとなったこと、上期の開業施設は小型で体験価値の充実を図るSCが目立ったことなどを説明。人手不足対策として、デベロッパーとテナント企業による意見交換会などを通じて、営業時間の最適化など働きやすい環境づくりを進めていることなどを示した。

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