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東日本鉄道文化財団　「北原家住宅保存修理事業」の承認書贈呈式

2024.08.14 JR東日本 予定・計画・施策
贈呈式に出席した田浦理事長（前列右から３人目）、氏森支社長（同２人目）、北原委員長（同４人目）ら＝ＪＲ八王子支社提供＝

　東日本鉄道文化財団はこのほど、本年度地方文化事業支援の新規対象となった山梨県北杜市の「北原家住宅保存修理事業」に対する承認書贈呈式を同住宅で行った。

　同財団は１９９３年度から、ＪＲ東日本管内の貴重な文化遺産や民俗芸能などの保全、継承、地域発展に向け、地方文化事業の支援を行っている。

　北原家住宅は、江戸時代末期に建築された木造平屋建ての台ケ原宿に残る最大の町家建築で、１８８０年には明治天皇が宿泊したこともある。現在、母家の奥座敷を見学できるようになっているが、見学箇所を増やすため、今回の事業で浴室・便所棟をはじめ、土蔵、主屋内の修繕を行う。

　式には、田浦芳孝同財団理事長、北原兵庫北原家住宅保存修理事業実行委員会委員長、清水德生同市教育委員会教育長、ＪＲ東日本の氏森毅執行役員・八王子支社長・同支社鉄道事業部長、鈴木純子同支社甲府統括センター副所長・小淵沢駅長らが出席。田浦理事長から北原委員長に承認書が贈られた。

　■田浦芳孝（芳＝草冠は十十）

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