交通新聞社 電子版

墨滴 9月3日付

2024.09.03

 JR東日本高崎支社と群馬県、群馬県観光物産国際協会は1日から、「温泉文化」を国内外に伝えるためのプロモーションをスタートさせた。温泉文化の2028年ユネスコ無形文化遺産登録を全国各地が連携して目指している中で、同県内の代表的な七つの温泉地をPRし、この取り組みの機運醸成などにつなげる▼宣伝展開では、首都圏主要駅へのポスター掲出やリーフレット配布、列車内デジタルサイネージの動画放映などを実施。「ぐんま湯けむり満喫プロジェクト」ウェブサイトには、プロモーションの専用ページが開設された▼リーフレットや専用ページでは、各温泉地のプロフィールを「浸かる」「想う」「楽しむ」の三つの切り口から紹介しており、その歴史などに触れられる。続いて、プロジェクトのサイトへ移行すれば、各温泉地へのアクセス方法や、周辺の多数の観光スポットを知ることができる▼日中はアクティブに、夜は温泉でゆったりと。そんな充実した旅のイメージが自然と浮かんでくるとともに、温泉はあらゆるものとの組み合わせが可能な観光資源であることにも気づかされる▼国内にある温泉の数は約3000カ所。訪日客に日本のさまざまな所を訪れてもらう意味でも、各種プロモーションを通じ、日本の温泉の人気、国際的な認知度がさらに高まっていってほしいと思う。

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