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JR東日本 特別車両「Magical Journey Shinkansen」運転開始

2024.10.11
出発合図を行う佐藤駅長(右端)ら

 仙台駅で出発式

 JR東日本とオリエンタルランド(千葉県浦安市)は10日、東北・北海道新幹線東京―新函館北斗間で、東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」の世界観を表現したラッピング特別車両「Magical Journey Shinkansen」(E5系1編成10両)の運転を開始し、仙台駅で出発セレモニーを行った。

 同車両は、今年6月にオープンした「ファンタジースプリングス」を構成する三つのディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」の象徴的な場所と各キャラクターが車体にあしらわれ、魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界を表現。車内でも、カーテンや車内メロディーなどで演出する。来年6月上旬ごろまで運行予定。

 出発セレモニーは、初列車となる「はやぶさ2号」(6時35分発)に合わせて仙台駅14番線ホームで行われ、佐藤孝駅長、岩瀬大輔オリエンタルランド執行役員・マーケティング本部長、東京ディズニーリゾート・アンバサダーの柴田大輔さんら関係者が出席。

 冒頭、佐藤駅長が「素晴らしい装飾が施された新幹線をしっかりと宣伝させていただくことで、東北の地から首都圏に多くのお客さまを送客し、東京ディズニーリゾートを楽しんでもらえるようにしたい」とあいさつ。岩瀬本部長は「お客さまの旅が楽しくなり、東京ディズニーリゾートに対する夢や思い出がさらにふくらむことに貢献できれば」と述べた。

 続いて、ファンタジースプリングスに広がる自然や魔法の泉をイメージした装いのミッキーマウスが登場。フォトセッションに続いて、佐藤駅長ら3人とミッキーマウスが出発合図を行い、初列車を送り出した。

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