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ティータイム 小泉広視 JR東日本八王子支社八王子建築設備技術センター主務

2024.05.01

 プライベート空間で休養を

 休養室の新たな仮眠ベッドとして、完全なプライベート空間を生み出せる「ユニットベッド」をSUS(静岡市)と共同開発した。2段ベッドを間仕切り壁で区切ることで二つの個室を作ることができる。

 同社の「現場第一線における技術開発」の制度を活用し、5人のメンバーで2021年度から開発をスタート。「素材の選定に苦労したが、当初のスチールからSUSの助言でアルミに変更したことで軽量化を実現できた」と振り返る。

 空間の有効活用に加え、低コスト・工期短縮・省スペースといった特長も。老朽取り換えなどのタイミングに合わせ、23年度末までに同支社を中心にJR東日本管内で43台が導入された。「泊まり勤務がある職種は多い。社外にも広く展開できれば」と期待を寄せる。

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