交通新聞社 電子版

ＪＲ東日本　「推し活」提案するサービス「推しＳｔａ！」をスタート

2024.06.19 JR東日本 予定・計画・施策
ディアステージ所属のアイドルグループ「虹のコンキスタドール」（ディアステージ提供）

　少額で気軽に参加　パッケージ型サービス

　駅掲出ポスターにファン名

　ＪＲ東日本は１３日、アーティストなどを応援する「推し活」を気軽に楽しめるパッケージ型のサービス「推しＳｔａ！」の提供を開始した。駅掲出のポスターに、少額でファン自身の名前を入れることが可能。駅利用者に「推し」を広く知ってもらう機会を提供する。

　同社グループの公募制新事業創造プログラム「ＯＮ１０００（オンセン）」の採択アイデア。２０２２年９月以降、これまでに４回の実証実験を行ってファンのニーズを検証。好評を得たことから、「推しＳｔａ！」として事業化が決まった。

　駅に掲出するポスターは、アーティストなどの所属事務所が写真などを提供。ジェイアール東日本企画（ｊｅｋｉ）が運営する「応援広告」検索・申し込み・決済ウェブサイト「Ｃｈｅｅｒｉｎｇ　ＡＤ（チアリング　アド）オンライン」で販売する。写真などの素材にファン自身の名前（ニックネーム）を入れて掲出できる。

　第１弾の駅ポスターは、ディアステージ所属のアイドルグループ「虹のコンキスタドール」の１０周年お祝いキャンペーンに合わせ、７月９～１５日にＪＲ池袋駅改札外に掲出する。１口１万円（税別）で、ポスターに名前（ニックネーム）を掲載できる。２口以上の購入で名前をより大きく掲載することが可能。販売はきょう１９日２３時５９分まで。

　今後もスターダストプロモーション所属「浪江女子発組合」など、さまざまなアーティストなどとのコラボレーションを展開。推し活の楽しさを発信するとともに、駅のにぎわいづくりにつなげる。

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