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CalTa デジタルツインソフト「TRANCITY(トランシティ)」に新機能追加

2024.07.11

 JR東日本スタートアップとJR東日本コンサルタンツなどが2021年7月に設立したCalTa(カルタ、東京都港区)は今月、デジタルツインソフトの「TRANCITY(トランシティ)」に、Google Maps PlatformのPhotorealistic 3D Tilesの表示や新機能追加などのアップデートを実施する。

 カルタが提供する同ソフトは、ドローンの撮影動画をアップロードするだけで3D・点群データを自動生成できるもので、現地の状況把握や施工の進捗(しんちょく)管理といった業務効率化に寄与する。

 Photorealistic 3D Tilesは、Google Maps Platformの高精細な3D地理データを、OGC 3D Tiles形式で含む地図タイルで、これを利用することにより、従来の同ソフトで活用していたBIM/CIMモデルや点群、3D画像、動画や静止画と高精細な3D地理データを重畳でき、イメージ醸成やシミュレーションを後押しする。

 このほか新機能として、点群データの差分検知、指定した範囲内の干渉したデータ検知、累計延長の測定などを追加。利便性向上に向けて、データアップローダやARマーカの登録機能・位置合わせ機能の改修、ユーザー管理機能の充実などを行う。

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