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JR東日本 気仙沼線BRT レベル4自動運転車として認可される

2024.03.28

 JR東日本は22日、気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)柳津―陸前横山間で実用化を目指している自動運転バスについて、国土交通省東北運輸局からレベル4(高度運転自動化)自動運転車としての認可(走行環境条件の付与)を受けたと発表した。レベル4の認可は東北地方で初となるほか、日本初の最高時速60㌔での認可となる。

 同社は2022年12月から、同区間のBRT専用道(片道約4・8㌔)で営業を開始した自動運転バス1台において、レベル4の認証取得に向けた車両改修、データ取得のためのテスト走行を行い、今年2月にテスト走行を完了。BRT専用道内に2㍍ごとに敷設された磁気マーカー(一部RFID付き)と車両の磁気センサーで自車位置を特定し、正確な自動運転を実現する。

 レベル4では、センサー技術や位置情報技術を基に安全な自動運転を行うため、ドライバーの周辺監視や運転操縦が不要になるものの、気仙沼線BRTでは有人で自動運転レベル4を実施する計画。

 同社は今後、特定自動運行許可(レベル4自動運転車の運行許可)の申請準備を行い、同区間で自動運転レベル4での営業運転実現を目指す。

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