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JR東日本 「JR東日本スタートアッププログラム2024」募集

2024.04.18

 JR東日本とJR東日本スタートアップは、ベンチャー企業などとのビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム2024」を開催する。本年度も春と秋の年2回募集。「地域共創」「デジタル共創」「地球共創(SDGs)」の3項目のテーマを掲げ、オープンイノベーションの一層の推進を目指す。

 同プログラムは、JR東日本の駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップして実現していく取り組み。17年度から開始し、これまでに計120件の提案を採択した。「モビリティ事業」や「生活ソリューション事業」など幅広い分野の実証実験を経て、一部の取り組みは実用化に至っている。

 18年度には内閣府主催の第1回日本オープンイノベーション大賞で経済産業大臣賞、20年度には第3回同賞で環境大臣賞を受賞している。

 今回の募集テーマは、▽「地域共創」=観光資源の活用やMaaS(マース)などによる新しい旅や働き方、地域産業との連携による新たなビジネス創出など、沿線生活における駅などの資産の新たな価値創造▽「デジタル共創」=AI(人工知能)やロボティクス、ドローンなどによる生産性向上、Suicaをはじめとしたデータ資産の活用などリアル×デジタルのくらしづくり▽「地球共創(SDGs)」=カーボンニュートラル、エネルギー、サーキュラーエコノミーなど持続可能な社会実現への挑戦。

 対象は、自社の製品やサービス、プロトタイプを有するおおむね起業10年以内の企業。1年以内(春募集は来年3月まで、秋募集は同9月まで)の実証実験を目指す。

 専用ホームページから応募する。春の募集分は5月31日締め切り。書類審査、プレゼン審査を経て、11月にプランを発表、12月から実証実験を行う。秋の応募期間は10月中旬ごろの予定。

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