JR水戸支社・いばらき観光キャンペーン推進協議会 茨城アフターDCオープニングセレモニー
アウトドア、食…240のコンテンツ
JR東日本水戸支社と、茨城県・県内自治体・事業者などで構成する「いばらき観光キャンペーン推進協議会」による「茨城アフターデスティネーションキャンペーン」(茨城アフターDC)が1日に開幕し、水戸駅北口で5日にオープニングセレモニーが行われた。2022年の茨城プレDC、昨年の茨城DCに次ぐ3年目の集大成として、茨城の魅力を広くアピールする。12月31日まで。
期間中、同支社と地域、行政が一体となり、「アウトドア・食・新たな旅のスタイル」をテーマに約240を数えるコンテンツを展開する。
同支社のコンテンツは、車内でご当地グルメを満喫できる「いばらきまんぷくトレイン」(今月5日と12月上旬ごろ)をはじめ、イベント専用車両「E501 SAKIGAKE」による「地酒列車」を水戸線(11月16日)、常磐線(同24日)で運転。水郡線では「水郡線90周年風っこ号」(同2、3日)も走らせる。また、「ときわ路パス」利用者向けの各種特典の提供や、オリジナル駅弁「茨城の芋ごはん弁当」(1080円)の販売なども行う。
県などが主体の企画は、国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)のコキアの絶景を独占するヘリクルーズツアー、盆栽や笠間焼などを体験する「修行旅」、竜神大吊橋(常陸太田市)の「コタツで星空観賞会」など、多彩な企画を順次繰り広げる。
セレモニーには、下山貴史JR東日本執行役員・水戸支社長・同支社鉄道事業部長、小森修水戸駅長・水戸統括センター所長、岩下泰善同県副知事らが出席。
岩下副知事は「DC3年目の集大成。茨城の魅力を発信し、多くの方に楽しんでもらえるよう盛り上げていく」、下山支社長は「自然や体験を楽しめる茨城県のファンとリピーターを増やすため、地域全体で盛り上げてアフターDCを成功させたい」と述べた。続いて鏡開きが行われた後、県内宿泊施設の支配人ら6人の昭和歌謡ユニット「いばらき若旦那」によるステージが開かれた。
また、同駅6番線ホームでは水戸―土浦間の団体臨時列車「TRAIN BAR 常陸野」の見送りも行われた。
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