JR北海道 夏、秋の旅はJRで 東北三大祭りや道内各地へ 魅力的なコンテンツ
JR北海道は、「夏・秋はJRに乗って旅に出よう!」と銘打って、「東北三大祭り」への旅や、花盛りの富良野・美瑛圏の旅、道東への避暑の旅など、旬を迎えるお薦めの鉄道旅行コンテンツを取りそろえている。旅に便利な商品では、宿や入場券などと列車をセットしたインターネット限定「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」などを紹介。おトクな商品「特急トクだ値」を設定するえきねっとの利用も呼び掛けている。
本州方面は、北海道新幹線を使った東北三大祭り(仙台七夕まつり、青森ねぶた祭、秋田竿燈〈かんとう〉まつり)の旅を提案。いずれも8月上旬の開催。中でも青森ねぶた祭を、祭り終了時間からでも函館まで帰ってこられるとしてPRする。
青函方面は、映画「劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』」とのタイアッププロモーションを展開中の函館への旅を推す。謎解きキャンペーン、車両ラッピングなどのコラボレーション企画ほか、26日からは函館駅前に期間限定フォトスポットを新設し、映画の舞台となった函館のまち巡りを盛り上げる。
道北方面は、花観光の最盛期を迎える富良野・美瑛への旅をいざなう。臨時アクセス特急「フラノラベンダーエクスプレス」(札幌―富良野間)では、地域のおもてなしとして27日~8月11日の土・日曜日と9月15、23日に車内販売「週末トレインマルシェ」を上り列車で企画。8月31日、9月14日は富良野緑峰高校が開発に携わった「富良野トマトパテ」を下り列車で販売する。同高校は下り列車の富良野到着に合わせ、生徒有志の手荷物サポートなどを一部土・日曜日に計画する。
9月1日には、秋の収穫祭「ふらのワインぶどう祭り」が富良野市内で開催され、「ふらの・びえいふりーきっぷ」など対象きっぷの提示でグラスワイン1杯(先着100人)をプレゼントする。
道東方面は「涼しい釧路で避暑旅行!」のキャッチコピーで、釧網線の観光列車「くしろ湿原ノロッコ」(釧路―塘路間)など、夏の平均気温が約21度と涼しい釧路圏の旅をPR。
道央へは、小学生の夏休み自由研究向けに、アイヌ民族の歴史・文化を学び伝える施設「ウポポイ」(北海道白老町)へ、特急「すずらん」(札幌―室蘭間)を使った訪問を提案。9月に16日間設定した函館線「山線」経由の臨時特急「ニセコ号」(札幌―函館間)でも沿線のおもてなしを楽しめる。
このほか、管内各方面に開催地が広がるイベントとして、11月10日まで実施中の「JRヘルシーウォーキング」への旅もお薦めしている。
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