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JR長野支社・信州大学 24年度「価値創造実践ゼミ」開講

2024.10.04

 JR東日本長野支社と信州大学(長野県松本市)は1日、観光人材の育成が目的の連携事業として、松本周辺を中心とする観光分野の新たな価値創造を目指す2024年度「価値創造実践ゼミ」を開講した。全15回の予定で、全学生が対象(20人程度)。

 5年目となる今回は、受講生による提案の精度向上のため、「観光地への移動手段(二次交通)」「地域との連携」など7項目のフォーカスポイントと、「JR東日本グループのリソースを活用すること」など2項目の必須要件を設定。テーマ設定についても、来春以降のSuicaの利用可能駅拡大を見据えたキャッシュレス決済に関するテーマや、鉄道の可能性をより広げるテーマなどとしている。

 授業は、実際の現場で問題を発見し、課題を設定・解決しながら知識を実践的に活用。また、観光に携わる実務者から先進的な取り組みや分析視点を学ぶ。テーマごとにチームを作ってフィールド調査分析を行い、来年2月の報告会で提案する。

 今月15日にはキックオフイベントとして、松本駅周辺で2種類のフィールドワークを開催する。

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