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JR東日本 「FACT BOOK 2024」を開示

2024.07.11
「FACT BOOK 2024」のトップページ(イメージ)=JR東日本提供=

 ファクト・データさらに充実 経済、社会価値への貢献めざす

 JR東日本は8日、同社グループの基本情報を開示する「FACT SHEETS」を見直し、ファクト、データや「生活ソリューション」関連の情報を充実させた「FACT BOOK」としてリニューアルした。2024年度版は「FACT BOOK 2024」(54㌻)として同社ホームページで開示している。本年度からの新たな取り組みとして、事業セグメントとビジネスごとに戦略とKPI(重要業績評価指標)を策定。キャッシュ・フローの創出(経済価値)や、事業活動を通じた社会的な課題の解決(社会価値)への貢献を目指す。

 FACT BOOK 2024は、同社グループのファクトやデータの充実を図り、ビジネスごとに整理して開示した。

 運輸事業は新幹線、在来線、バス、車両製造の4ビジネス、流通・サービス事業はリテール、広告・出版、海外の3ビジネス、不動産・ホテル事業は不動産保有・活用(ショッピングセンター、オフィス、ホテル)、不動産回転、マネジメントの3ビジネス、その他はSuica・金融、海外鉄道、エネルギー、建設の4ビジネスに分けて掲載した。

 特に、運輸事業の「新幹線ネットワーク開業の歴史」や「在来線ネットワークの歴史」など、「JR東日本グループレポート」などの他の開示資料ではカバーしていない歴史的なデータも取り上げている。

 このほか、会社概要をはじめ、環境やガバナンスなどのESGデータ、各種財務データ、主要ショッピングセンターや主要オフィス、ホテルなどの稼働施設一覧も掲載している。

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