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別府ロープウェイ 台北大衆捷運と友好協定

2024.03.04
友好協定調印式(別府ロープウェイ提供)

 近鉄グループの別府ロープウェイ(大分県別府市)は2月22日、台湾・台北市唯一の観光ロープウエーである「猫空(マオコン)ロープウェイ」を運営する台北大衆捷運と友好協定を締結した。双方の認知度向上と相互誘客促進が狙い。

 協定を機に互いの駅でPRポスターを掲出し、パンフレットを配布。ポスター前での自撮り写真を相手側の乗車時に提示すると割引サービスが受けられる。さらに別府側ではゴンドラに記念ステッカーを掲示し、台北側では全4駅でデジタルサイネージによるPRを行っている。

 台北市内で開催された友好協定調印式では、別府ロープウェイの吉原稔郎社長と台北大衆捷運の黄景南遊憩休閒事業処処長が協定書に署名、記念品を交換した。

 近鉄グループは、2016年4月に近鉄グループホールディングスが台北支社を設立するなど、従来から台湾との交流拡大や事業機会創出に傾注。別府ロープウェイでは「今後も日台両社でさまざまな取り組みを進め、友好関係を深めるなど観光交流の一翼を担っていきたい」としている。

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