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近鉄 大阪線近鉄八尾駅 ものづくりの街アピール 装飾とギャラリーの設置工事が完了

2023.12.15
ものづくりのまちをアピールする上りホーム待合室壁面の装飾(近畿日本鉄道提供)

 近畿日本鉄道が大阪府八尾市のものづくり産業のPRなどを目的に大阪線近鉄八尾駅構内で進めていた装飾とギャラリーの設置工事が完了し、6日に記念セレモニーが開かれた。

 下りホーム待合室壁面には、ものづくりを続ける街・八尾を表現するため、機械、歯車、鉄をモチーフにした装飾を実施。上りホームには、市の観光資源を紹介する観点から、盆踊り音頭「河内音頭」を題材としたデザインをあしらった。

 このほか、西コンコースのスロープ部と階段下付近にはギャラリー「こうばのステーション WAO!YAO」を設置。社会課題を解決する商品や機械装置など、企業活動に関するオブジェクトを3カ月ごとにローテーションで展示予定。

 プロジェクトは、観光庁の「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値事業」の補助金の交付を受け、市と連携して実施した。

 記念セレモニーは西コンコースで行われ、原恭社長、来賓の大松桂右市長らが出席。原社長が「近鉄八尾駅が交通結節点としての機能を担うだけでなく、観光のお客さま、市民の皆さまに市の魅力をお伝えできる場所となれば幸いだ」とあいさつした後、フォトセッションを行った。

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