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日本バス協会 10年ビジョンを公開 バスを夢のある産業に

2024.10.16

 日本バス協会は、今後の10年を見据え業界の取り組み方針をまとめた「バス再興 10年ビジョン」を策定した。安全を第一に、地域の総合交通産業として維持発展させ、次世代バス輸送への転換なども進めることで、バスがさらに輝く時代を目指す。

 バスは人々の生活や地域にとって不可欠でありながら、コロナ禍や運転士の不足により、産業としての維持が困難になってきている。そこで、バス産業としてビジョンを策定し、夢とプライドのある産業としての今後の姿を業界内外に示すことにした。

 ビジョンは「バスを夢のある産業に」をうたい、バスが生活や地域を支え続けていることが働く人の誇りであると明記。▽安全安心なバスの実現▽地域総合交通産業として維持発展▽人材確保と働き方改革▽次世代のバス輸送への転換――を掲げる。具体的には、運転士・整備士らの待遇改善による定着、高度な運転技量のPRによるイメージアップ、国産電気バス供給、自動運転の本格化、国や自治体への支援強化要請などを進めていく。

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