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大阪メトロ SAF製造で基本合意 廃食用油を原料として提供

2024.08.16

 大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)と日揮ホールディングス(横浜市西区)、レボインターナショナル(京都市下京区)、SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイア スカイ エナジー、横浜市西区)の4社は、国産の持続可能な航空燃料(SAF)製造に向けて相互に協力する基本合意書を締結した。廃食用油を原料とする国産SAFのサプライチェーン構築を加速し、脱炭素・循環型社会の実現への貢献を目指す。

 大阪メトロの直営レストラン「Orchid time (オーキッド タイム)by Osaka Metro」などから出る使用済み食用油(廃食用油)を、国産SAF製造の原料として供給する。今後の飲食事業の展開に応じて、供給規模を段階的に拡大していく予定。

 併せて大阪メトロは、廃食用油を原料とするSAFで航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクト「Fry to Fly Project」に参画。駅構内デジタルサイネージなど同社所有の媒体を通じて、SAFの重要性や国内資源循環、同プロジェクトに関する発信を行っていく。

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