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大阪メトロ ナショナルタクシーの新設分割会社の株式取得 タクシー事業に参入

2024.06.20

 大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は18日、日本交通グループ関西(大阪市福島区)傘下のナショナルタクシー(同市城東区)が放出営業所を分割して新設する会社の全株式を取得し、子会社化すると発表した。株式譲渡実行日は7月16日の予定。株式取得後は「OMタクシー」に社名を変更して営業する。大阪メトロがタクシー事業に参入するのは初めて。

 ナショナルタクシーは163台のタクシーを所有。このうち、新会社の在籍台数は38台となる。株式譲渡額は非公表。

 大阪メトロでは、「個別輸送」「早朝深夜輸送」など移動の自由度が高いタクシーが新たに加わり、移動ニーズに応じた最適な移動手段を提供することで、同社グループが掲げる都市型MaaS(マース)構想「eMETRO」の第2層に掲げる「自由自在な移動のパーソナル化」の実現を目指す。

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