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大阪メトロなど開発「ウォークスルー型の顔認証改札機」 羽田空港で採用・実証実験

2024.02.16

 大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は15日、パナソニック コネクト、高見沢サイバネティクスと共同開発したウォークスルー型の顔認証改札機が羽田空港第2ターミナルでの日本人帰国手続き用ゲート通過に関する実証実験に採用された、と発表した。事前に旅券情報・顔写真などを提供した旅客が手ぶらで帰国手続きを行えるもので、入国審査・税関申告のスムーズ化に貢献することが期待される。

 大阪メトロでは2023年11月に、2025年大阪・関西万博に向けたキャッシュレス・チケットレス改札の取り組みの一環として「ウォークスルー型顔認証改札機」を御堂筋線なんば駅北東改札に設置し、その後、梅田駅北改札、本町駅南改札にも拡大している。

 パナソニック コネクトでは2017年10月に出入国在留管理庁から「顔認証ゲート」の採用を受けて、羽田、成田、中部、関西、福岡、新千歳、那覇の7空港、計209式を導入している。

https://www.osakametro.co.jp/

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