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２３年３月期第２四半期決算　京王電鉄

2022.11.14 民鉄・公営・三セク 決算・財務

　営業、純損益が黒字転換【京王電鉄】

　コロナ禍の影響から緩やかに回復して増収となり、営業損益、四半期純損益は黒字に転換、経常利益は大幅な増益となった。通期の業績予想は、旅行業と流通業の予想を下回る状況や不動産業と運輸業の増益などを見込み、売上高のみ５月２日発表の数値を下方修正した。

　前期は営業損失１３億３７００万円、経常利益８億１６００万円、四半期純損失１０億７０００万円だった。

　運輸業は売上高５４６億１６００万円（前年同期比１４・１％増）、セグメント利益４６億６００万円（前期は７億１２００万円の赤字）。単体の鉄道輸送人員は定期７・７％増、定期外１８・５％増、合計１２・１％増。旅客運輸収入は定期４・５％増、定期外１９・６％増、合計１３・１％増。

　流通業は百貨店の売り上げ増などで、売上高４８０億６９００万円（３・８％増）、セグメント利益１０億６０００万円（２４４・１％増）。不動産業は売上高２２２億６５００万円（３・１％増）、セグメント利益５７億７０００万円（１・３％増）。

　レジャー・サービス業はホテルの稼働率回復などで損失が縮小し、売上高２１６億１４００万円（６６・５％増）、セグメント損失３１億３６００万円（４７億６９００万円改善）。ビル管理、建築・土木業などその他業は売上高２５３億４１００万円（１・７％増）、セグメント利益は粗利益の減少で１１億２１００万円（２２・９％減）。

　修正後の業績予想は、売上高３３９６億円（修正前比１・８％減、前期比１３・２％増）、営業利益１４９億円（前期は７億４０００万円の黒字）、経常利益１３５億円（前期比１５１・５％増）、当期純利益６４億円（１４・６％増）。

＝４日発表＝

　【京王電鉄（連結）】４日

売上高１５８，８２６（　１５．２）

営業利益９，４１６（　　―）

経常利益９，５７２（　　―）

四半期純利益４，２４７（　　―）

単位百万円、カッコ内増減％

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