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JR東日本メカトロニクス 「JREM安全シンポジウム2024」

2024.06.05
あいさつする川野邊社長

 JR東日本メカトロニクス(JREM)は5月29日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで「JREM安全シンポジウム2024」を開催した。会場には川野邊修社長をはじめ、役員、社員、協力会社関係者、来賓の玉川岳洋JR東日本常務執行役員・鉄道事業本部副本部長・設備兼設備部門長、大森健史同執行役員・鉄道事業本部安全企画部門長ら約170人が参加。ライブ配信でも約310人が視聴。

 同シンポは、JR東日本グループの一員として協力会社と一体で安全安定輸送のレベルアップを目指すとともに、お客さま事故と労働災害の防止を図るのが目的。12回目の今回は、「本質をふまえ、想定外も想像して安全を先取る」がテーマ。

 冒頭、川野邊社長があいさつに立ち、「本質とは何か、どうすれば想定外を想像できるか。危険はわれわれの周りに無限、無秩序に存在している。危険が顕在化しないようにするためには、安全の仕組みをわれわれが愚直につくり上げなければいけない。過信は禁物で、謙虚に多くを学び、究極の安全を皆さんと一緒に目指していきたい」と強調した。

 この後、大森部門長が「JR東日本のグループ安全計画」について講演。「JREM安全計画2028」の報告に続き、「安全の取り組み」発表では、同社水戸支店、東京支店・首都圏ホームドア工事支店、協力会社の三建設備工業が自職場の事例を紹介した。また、優秀な安全の取り組みをした協力会社13社に社長感謝状を贈呈。安全レベル向上を積極的に行った秋田支店を社長表彰した。

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