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JR大宮支社 宇都宮線古利根川橋りょう架け替え 第1回線路切り替え工事

2024.05.01
線路切り替え工事(JR大宮支社提供)

 JR東日本大宮支社は4月28日21時から29日8時ごろにかけて、埼玉県による中川の河川改修に伴う宇都宮線(東北線)「古利根川橋りょう」(東鷲宮―栗橋間)の架け替え工事で、第1回となる線路切り替え工事を実施した。

 今回は、下り線を約9㍍上流に設置した仮橋りょう・仮線に切り替えるもので、工事範囲は3060㍍。28日21時30分ごろから本線下り線を仮下り線側へ移動させ、新旧のレールを接続し、バラストを充塡(じゅうてん)して軌道を整備。1時30分ごろから信号設備の調整、2時30分ごろから架線の移動・調整を実施した。

 土木工事は東鉄工業・佐藤工業共同企業体、軌道工事はユニオン建設、電気関係や通信設備の工事は日本電設工業が施工しており、今回は約310人が作業に従事した(うち線路移動は約230人)。

 2031年3月までの工事期間中、計4回の線路切り替えを計画しており、今後は25年度初に上り線を仮線へ切り替え。仮線から本線への切り替えは28年度初に上り線、29年度初に下り線を予定している。

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