銚子電気鉄道 南海から2200系譲受 昨年8月に次ぐ 2編成目
銚子電気鉄道は8月16日、南海電気鉄道から2200系1編成2両を譲り受けた。銚子電鉄は昨年8月にも南海から同系車両1編成2両を譲受。改造工事を経て今年3月から22000形として運行し、新たなフラッグシップトレインとして人気を集めている。
南海2200系は、 1969~72年に製造された高野線22000系全32両のうち6両(3編成)をワンマン化改造した車両。94年に登場し、多奈川線などの各支線で運用された。2編成が銚子電鉄に譲渡され、残る1編成は観光列車「こうや花鉄道 天空」(高野線橋本―極楽橋間)として現在も活躍している。
今回、銚子電鉄が譲受したのはモハ2201とモハ2251。8月3日に多奈川線で南海でのラストランを終えた。前回(モハ2202、モハ2252)と同様、南海1500ボルトから銚子電鉄600ボルトへの架線電圧の降圧対応などの改造工事を京王重機整備が担当する予定。銚子電鉄での運用開始時期は未定。
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