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南海 観光列車「めでたいでんしゃ」5編成目 7月13日から運行開始

2024.05.16
「めでたいでんしゃ」の5編成目(イメージ)=南海電気鉄道提供=

 既存4編成の「遠い祖先」 2000系を改造

 南海電気鉄道は7月13日から、南海本線和歌山市―加太線加太間を走る観光列車「めでたいでんしゃ」の5編成目の運行を開始する。

 「めでたいでんしゃ」は、加太線沿線の魅力を発信する「加太さかな線プロジェクト」の一環で2016年4月に登場。現在はピンク色の「さち」(母)、水色「かい」(父)、赤色「なな」(子ども)、黒色「かしら」(さちの兄)を運行している。

 これまでは7100系の改造車だったが、今回初めて2000系を改造。虹色を基調とする外観で、既存4編成の〝遠い祖先〟という位置付けとなる。愛称や詳細デザインなどは後日発表する。

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