南海 「こうや花鉄道 天空」15周年キャンペーン
南海電気鉄道はきょう5日から、観光列車「こうや花鉄道 天空」(高野線橋本―極楽橋間)の運行開始15周年を記念したキャンペーンを実施する。12月15日まで。
天空の前身は、1970年に製造され、高野線を走行していた22000系「ズームカー」。94年に改造して2200系に改称。その後、観光列車仕様に改造した上で高野線に転属し、2009年7月3日に天空としてデビューした。
指定席2両、自由席2両の4両1編成で、3枚続きのワイドな車窓や展望デッキが特徴。沿線の自然風景を満喫できるように窓側に向けた座席や、澄んだ空気が吹き抜ける展望デッキスペースなどを通じて、五感で高野山麓の自然を感じられる。
キャンペーンでは、極楽橋側の先頭車に記念ヘッドマークを掲出する。また、指定席車に乗車して、SNSにハッシュタグ「#天空15周年」を付けて写真を投稿し、橋本または高野山駅の窓口で座席指定券と投稿画面を提示すると、記念ロゴ入りの特製コースターを進呈する。
このほか、9月4日にデビュー30周年を迎える空港特急「ラピート」とのコラボレーション企画を実施。天空の指定席車内と関西空港駅にそれぞれ記念スタンプを設置する。記念スタンプ帳も両箇所で配布する。
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