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ライフデザイン阪急阪神　「ＡＲＴＥＬＩＥＲ（アートリエ）」法人向けのサービスを提供

2023.12.20 民鉄・公営・三セク 予定・計画・施策
阪急電鉄本社ビル１階共用スペースに展示されているアート作品（ライフデザイン阪急阪神提供）

　ライフデザイン阪急阪神は、今年２月に導入したアート作品（絵画）を売買・シェア（貸し借り）できるウェブプラットフォームサービス「ＡＲＴＥＬＩＥＲ（アートリエ）」で、法人向けのサービスを提供している。オフィスや商業テナント、ホテルなどにアート作品をレンタルするほか、購入する場合は専門のコンサルタントが無料で空間コーディネートを行う。

　同サービスは「アートを身近に。暮らしを豊かに。」をコンセプトに、個人客向けに開始。ウェブ上でアート作品に気軽に触れ、安心して購入、売却、貸し借りできる機会を提供している。今年１１月末現在で、登録アーティスト数は約２５０人、出品作品数は約２０００点となっている。

　今回始めた法人向けサービスでは、これまで培ってきたアートの知見や多くのアーティストとの接点を生かし、オフィスやテナント、ホテルなどへのアート作品導入を手伝う。レンタル料は１作品当たり月額３８００円から。

　また、アート作品を購入する場合は、企業やオフィスのイメージに合わせ、コンサルタントが無料でコーディネート。作品は５０００円程度から数十万円の高価格帯まで幅広くそろえ、ニーズや予算に応じてアートを飾ることができる。各サービスには配送中の補償と設置に必要な備品付き。

　阪急阪神ホールディングスグループでは、既に各社で同サービスによるアート作品を導入しており、阪急電鉄本社ビル１階共用スペース、阪神電気鉄道本社ビル役員応接スペース、阪急阪神不動産のリノベーション住宅「堂島川アーバンライフ」などに作品が飾られている。

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