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日本ホテル 「ホテルメトロポリタン 羽田」開業

2023.10.19
テープカットを行う里見社長(左端)、小林総支配人(右端)ら

 JR東日本グループの日本ホテルは17日、羽田空港跡地第1ゾーン整備事業として開発が進む「HANEDA INNOVATION CITY」(羽田イノベーションシティ、略称=HICity〈エイチ・アイ・シティ〉)内の「ZONE A」5~10階に、「ホテルメトロポリタン 羽田」を開業した。メトロポリタンブランドとしては15番目で、羽田エリア初出店。「旅に寄り添う、おもてなし」をテーマに、「とまり木」のような空間を提供する。

 同ホテルは、東京モノレール羽田空港線・京浜急行電鉄空港線天空橋駅HICity口改札から徒歩約1分。客室数は237室で、内訳はツイン118室、ダブル119室。空港を一望できるエアポートサイドや、開放的な景色が楽しめるリバーサイドなど、全13種類の客室タイプを用意した。

 館内は落ち着いた色合いで、随所に飛行機や空港のモチーフをちりばめた、こだわりと遊び心にあふれたデザイン。屋上展望デッキ「THE ROOFTOP」からは羽田空港や都心の開放的な景色を一望できる。

 設備面では、メトロポリタンホテルズ初の本格導入となるセルフチェックイン機4台をロビーに設置。セルフクロークも備え、利便性向上を図った。ニューヨークスタイルのイタリア料理を提供する「restaurant il CIELO HANEDA」(レストラン イル チェーロ 羽田)では、約50種類のビュッフェメニューからなる朝食などを提供する。

 同日はロビーでオープニングセレモニーが行われ、日本ホテルの里見雅行社長、小林正明同ホテル総支配人、来賓として東京都大田区の鈴木晶雅区長、JR東日本の小崎博子マーケティング本部くらしづくり・地方創生部門長、ファーストゲストにソウル五輪シンクロナイズドスイミング銅メダリストの小谷実可子日本オリンピアンズ協会会長らが出席。

 里見社長は「ご利用の皆さまに大田区や羽田の魅力を伝えられるよう、しっかりおもてなししたい」、鈴木区長は「地域に密着したホテルとして、世界と大田区を結ぶ架け橋になってほしい」とあいさつ。出席者によるテープカットが行われ、同ホテルの〝テーキングオフ〟を祝った。

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