京急 大師線大師橋駅の新駅舎 23日から使用開始
京浜急行電鉄と川崎市は23日始発から、大師線大師橋駅の新駅舎の使用を開始する。両者では踏切による交通渋滞や事故の解消などに向け、鉄道を地下化して踏切をなくす同線連続立体交差事業を進めている。
同事業のうち段階的整備区間として2019年3月、東門前―小島新田間の約980㍍を地下へ切り替え。これによって、産業道路第1踏切道を含む3カ所の踏切が除去され、産業道路駅(現・大師橋駅)は地下化された。
新駅舎は鉄骨造り2階建て、延べ床面積約1700平方㍍。駅舎の位置する旧大師河原村が「長十郎梨」発祥の地であることにちなみ、梨の花を連想できる白を基調にしている。
改札内エリアの拡大による利便性や安全性の向上、エレベーター、エスカレーターや多機能トイレの整備などでバリアフリー化を図る。防水シャッターや防災管理室なども設け、より災害に強い鉄道施設とする。
なお、新駅舎の使用開始後も引き続き、仮設駅舎の撤去や外構工事などを行う。
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