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鉄道貨物協会 「令和5年度定時社員総会」 新理事長に神立氏

2023.05.25
神立哲男鉄道貨物協会理事長(鉄道貨物協会提供)

 鉄道貨物協会は22日、東京都内で「令和5年度定時社員総会」を開催した。総会後に開いた理事会で、瀬山正理事長が退任し、新理事長に神立哲男京葉臨海鉄道社長が就任した。

 総会には会員企業の代表、来賓の石原大国土交通省鉄道局大臣官房審議官、犬飼新JR貨物社長ら関係者約250人が出席。

 瀬山理事長は「国土交通省の『今後の鉄道物流のあり方に関する検討会』が昨年公表した中間とりまとめで、鉄道事業に関する14個の課題の中に『エコレールマークの価値向上・改善』が掲げられた。事務局である当協会も示された方向性を受け止め、エコレールマークの認定件数の増加に取り組み、参加企業と共に普及に取り組んでいく」とあいさつした。

 協会事業協力者表彰と鉄道貨物輸送功労者表彰を行った後、昨年度の事業報告や決算報告などが原案通り承認され、本年度の事業計画などが報告された。

 また、政府など関係機関に対し、▽貨物鉄道輸送を支えるインフラの整備・強靭(きょうじん)化▽モーダルシフトの推進に関する支援▽整備新幹線開業後の並行在来線の安定的運営に向けた支援▽エコレールマーク事業の推進――の4項目を要望することを決めた。

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