24年3月期第3四半期決算 西日本鉄道
【西日本鉄道】
連結売上高3037億4900万円(前年同期比19・9%減)、営業利益183億2000万円(7・0%減)、経常利益186億2300万円(11・2%減)、四半期純利益166億4900万円(19・9%増)。
運輸業やレジャー・サービス業が社会経済活動の正常化に伴う需要回復で増収となったものの、国際物流業の取扱高が輸送需要の低迷で減少し、全体では減収に。営業利益、経常利益は減益となったが、固定資産売却益を特別利益に計上し、四半期純利益は増益となった。通期の業績予想は昨年11月10日公表の数値を見直し、減収を見込むものの、各利益は上方修正した。
運輸業は売上高577億8600万円(8・4%増)、セグメント利益27億3300万円(前期は2億5400万円の黒字)。単体の鉄道輸送人員は定期4・3%増、定期外11・3%増、合計7・1%増。旅客運輸収入は定期6・6%増、定期外17・1%増、合計12・7%増。乗合バスの輸送人員は定期0・3%減、定期外10・3%増、合計5・7%増。旅客運輸収入は定期0・8%減、定期外11・6%増、合計8・2%増。
このほかのセグメント利益は、不動産業65億円(56・6%増)、流通業9億9200万円(前期は2200万円の黒字)、物流業40億4000万円(73・8%減)、レジャー・サービス業37億6600万円(4億9500万円の赤字)、その他事業9億5200万円(37・7%増)。
修正後の業績予想は、売上高4183億円(修正前比1・6%減、前期比15・4%減)、営業利益230億円(12・7%増、12・0%減)、経常利益208億円(23・1%増、25・5%減)、当期純利益170億円(23・2%増、7・4%減)。=8日発表=
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