23年3月期決算 成田国際空港
3期連続の赤字【成田国際空港】
水際対策の緩和などが寄与して2期連続の増収だったが、各損益は3期連続の赤字となった。次期は4期ぶりの黒字転換を目指す。
前期は営業損失495億2600万円、経常損失504億1300万円、当期純損失524億7600万円だった。
各セグメント損益は、空港運営事業は500億1700万円の赤字(前期比51億3100万円改善)。航空機発着回数は17万7837回(29・3%増)。航空旅客数は国際線1356万人(478・2%増)、国内線696万人(68・6%増)、合計2052万人(217・0%増)。国際航空貨物量は220万㌧(15・8%減)。
このほかは黒字で、各セグメント利益はリテール事業44億7400万円(前期は92億300万円の赤字)、施設貸付事業130億3800万円(7・2%減)、鉄道事業6億2000万円(16・6%減)。
次期の業績予想は売上高2006億円(52・7%増)、営業利益53億円、経常利益19億円、当期純利益6億円。
=5月25日発表=
【成田国際空港(連結)】5月25日
売 上 高131,325(58.4)
営業利益△31,788( ―)
経常利益△48,297( ―)
当期純利益△50,218( ―)
単位百万円、カッコ内増減%
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