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東日本鉄道OB会 第19回総会

2023.05.18
あいさつする中村会長

 東日本鉄道OB会は15日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで「第19回総会」を開催した。役員をはじめ各地方本部長ら約100人が出席し、2022年度活動報告・決算書、23年度活動方針・予算書などを全会一致で承認した。

 OB会のまとめによると、今年3月31日時点の個人会員数は2万1013人。この1年間で新規に1064人が入会したが、死亡・退会者は2518人で、1454人減少した。総会では冒頭、昨年度に亡くなった1088人(準会員を含む)に哀悼の意を表して、出席者全員で黙とうをささげた。

 中村弘之会長は「各地本や支部ではコロナ感染防止に努めながら、多彩な創意工夫にあふれる活動を展開し、OB会の価値を高めた。厳しい時代をどう乗り越えるかが、これからの発展につながっていく。OB会本来の明るく楽しい、地域に貢献する役割を発揮する時が来た今、今後の活動に生かしていこう」とあいさつ。JR東日本の取り組みに今後も協力し、連携を深めるとともに、OB会の活性化を図っていこうと呼び掛けた。

 本年度は▽魅力ある親しみやすいOB会の構築▽会員増強活動▽JRグループへの協力活動▽地域社会との共生▽シニアサポート制度の拡充▽ウィズコロナでのOB会活動の展開――を柱に活動を進めていく。

 「役員功労」「会員増強」「JR増収協力」「清掃美化」「事故防止」などに関する団体・個人の表彰は、それぞれの代表者に中村会長が表彰状を手渡した。

 総会終了後には、深澤祐二JR東日本社長による講演などがあった。

 役員人事は次の通り。

 常任理事=飯田聡(神奈川臨海鉄道社長)、両角良昭(長野地方本部長)▽理事=廣川隆(ジェイアールバス東北社長)

 退任=(常任理事)村山洋一、塚田英雄(理事)小塙隆一

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