23年3月期決算 ヤマトホールディングス
費用増で減益【ヤマトホールディングス】
成長が続くEC(電子商取引)領域への対応で荷物の取扱数量が増加したことや、顧客への物流最適化を推進したことなどから、宅配便の取扱数量は宅急便・宅急便コンパクト・EAZYが19億2600万個(前期比1・9%増)、ネコポスが4億1300万個(7・4%増)となり増収に。時給や燃料の単価と電気代の上昇などのほか、輸配送オペレーション適正化の推進などで費用が増加し、各利益は減少した。次期は増収増益を見込む。
各セグメント利益は、リテール部門322億9800万円(27・4%減)、法人部門131億3800万円(23・5%減)、その他139億円(16・1%減)。
次期の業績予想は、売上高1兆8600億円(3・3%増)、営業利益800億円(33・1%増)、経常利益810億円(39・5%増)、当期純利益500億円(8・9%増)。配当は第2四半期末、期末とも23円の予想。
=10日発表=
【ヤマトホールディングス(連結)】10日
売上高1,800,668( 0.4)
営業利益60,085(△22.2)
経常利益58,066(△31.1)
当期純利益45,898(△18.0)
単位百万円、カッコ内増減%
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